上喜元

確かな技術の実力派
山形県酒田市の言わずとしれた人気の蔵元、酒田酒造の「上喜元」。 昭和21年に男山・養老・藤屋・千里井・玉の川という5つの造り酒屋が1つになり発足した、いまでは酒田で唯一の酒蔵です。 「全国新酒鑑評会」金賞受賞の常連蔵で受賞数は全国トップクラス。2021年もめでたく金賞受賞の実力派です。

社長兼杜氏の佐藤正一氏は、蔵元に生まれ東京農大を出て、27歳の時に杜氏(酒造責任者)になり、それから20年以上酒造り一筋の名杜氏。 今でも「日本酒って知れば知るほど奥が深いんです」と、「誰もが感動できる酒を造りたい」という夢に向かって精魂込めた酒造りを続けています。

日本一多い約30種類の酒米を使いこなし、それぞれの個性を生かす優れた技術力、対応力があります。 生もと造りと吟醸造りにこだわり、多くのサーマルタンク(保冷タンク)を所有し、瓶燗火入れ後、瓶貯蔵のための3つの温度帯に分けた冷蔵大倉庫は高い品質の裏付けです。
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