酒蔵大手門(宮崎県)

妥協なき130年、王手門の焼酎
明治28年創業。宮崎・日南の自然に抱かれ、130余年焼酎を醸す老舗。 現社長は四代目・小松氏。若き頃から杜氏として現場に立ち、職人と共に汗を流しながら伝統と革新を融合。挑戦を恐れぬ姿勢が蔵の魂を支えています。

代表銘柄「銀滴」は、かつて昭和天皇への献上酒にも選ばれた蔵の誇り。その味わいは、選び抜かれた芋と小松山系の伏流水が生む深みと上品さにあります。2005年に宮崎・北郷町へ移転し、豊かな自然と清冽な水を活かすことで、さらに香味豊かな焼酎造りを実現しました。製麹や発酵の過程では「微生物の働きを尊重する」ことを理念に掲げ、もろみにストレスをかけず、櫂入れのひとつにも心を込めています。妥協を許さぬ姿勢から生まれる焼酎は、全国の鑑評会やTWSCでも高い評価を獲得。古き良き伝統を守りつつも、常に新しい焼酎の可能性を追い求めています。
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